kindle unlimitedを契約しているのですがそこでおすすめ本として「あした死ぬかもよ?」が出てきたので読んでみました。
私にはとても響きましたので、ぜひ読んでみてください。
参考になったら嬉しいです。
本の特徴と読み方
この本は、まず、何が自分にとって大事なのかを探すために死を意識してもらう事から始まります。
- 死んだ時に残る物は何か?
- 明日死んでも公開しない事を今やれているか?
- 死んだ時に今の自分をほめてあげられるか?
など自分と向き合うための方法が書かれていて、それらを本を読みながら、途中途中で実際にやってみて進めていく本になります。
なので、電車の中で通読するとかいう本では無くて、時間を作って一人静かな環境で自分と向き合いながら読む本になります。
感想
死を意識できた人は、人生が変わるとこの本を読んで思いました。中々難しい事ではありますが、実際に死に直面した人達が立ち上がった時その決心や思いは全く違ったものになることを見せてくれます。
この本では、孫正義さんがその一人としてでできます。孫正義さんも余命5年と言われ泣きはらした夜があったそうです。本当に死を宣告されたら誰でもそうなると思います。孫正義さんは、「竜馬がゆく」という本を読んで立ち上がったそうです。何かを決意した人たちは明日死んでも良いという行動をとるようです。わずか5年で世の中をひっくり返した幕末の志士たちが5年で出来る事はまだまだあると思い起こさせたそうです。孫正義さんは幸運な事にこの5年の間の医療の進歩で、病気か治るという経験もします。もし、あの時、自暴自棄になってしまっていたらこのような事はなかったかもしれないと思いました。
この本には出できませんが、最近だと池江里佳子さんはとても印象的です。最初に見た時は体も細くなりとてもオリンピックに出られるような状態では無いのではないかと思いましたが、病気が、治ったあとも変わらず夢にを追いかける事でオリンピックに出場できるところまで来れたと思います。オリンピックが延期になるという偶然も味方してくれたのもやり続けるということしたからだと思います。
死を意識して明日は無いと思い行動する事はとても大事だと思います。まずは、自分が何を成し遂げたいのかを考える、死を間際にした自分が今の自分を、みてあの時の頑張りがあったからいい人生だったと思えるような今を送りたいと思いました。
おすすめの読者
おすすめの読者は
- やりたい事が見つからないと思っている人
- 死んでしまうのではないかと思った人
- 変わりたいと思っている人
この本に興味を持った人におすすめの本
まずは、マンガから
- シュート
サッカー漫画の金字塔をたてた作品です。あのスマップが実写版を演じていたりもします。なんと言っても、久保嘉晴が死んでしまう物語は涙なしには読めません。彼も、病気と闘いながら自分のなすべきもののために最後までやり尽くした人物です。(7〜8巻) - ワンピース
有名です。ヤブ医者Drヒルルクの話は映画にもなったし、ワンピースの中でも伝説となっているシーンです。何が大事なのか、何を大事にするのか、命をかけてもいいと思える人生はなんなのか。「まったく!!!!いい人生だった!!!!」と言いたいです。(16巻)
次は、小説から
- 竜馬がゆく
孫正義さんがやる気になった本。思わずお昼休みに図書館に駆け込んで借りてきてしまいました。私は、まだ立志篇を読み終わったところですが、幕末の志士の命のかけ方には心打たれます。今一気読み中です。
まとめ
まとめです。
- 「あした死ぬかもよ」はぜひ、静かな場所で考えながら読んで欲しい
- 死を前にした時にどうしたいかがやりたいことにつながる
- 漫画や小説で、死を前にしたキャラクターの生き様に触れて考えてみよう