未破裂脳動脈瘤の手術から9ヶ月がたちました。3ヶ月に1回のペースでMRIを受け、診察をしてもらっています。
今回は9ヶ月目の検診の内容と今後の進め方について話しがありましたのでお伝えしたいと思います。
参考になったらうれしいです。
検査内容
検査はMRIです。もう10回以上やっているので慣れたものです。
パンツと靴下だけになり検査着に着替えます。
MRIは、かなり大きな音がするので、耳栓をします。
二段ぐらいの階段に登って少し高い診察台に横になります。頭を入れる枠があるのでそこに頭を入れます。そうすると検査をしてくれる人が頭が動かないように顔の横にスポンジのようなものを詰めてくれます。
頭が動かないようになると、非常用のブザーを渡されます。今まで一回も押した事はありませんが何かあった場合はこれで知らせます。
所用時間は20分です。
今回も私の場合は特に何もなく終わりました。
診察内容
診察は、
- 目の状態(私の場合は、術後に左目の一部が出血し、視野が欠損したので状況を聞かれます。)
→目は、相変わらず一部欠損しているが術後に比べればよくなっている。出血もしていない - 今までで変わった事はないか
→特に体調に変化はない - 薬はどれくらい余っているか
→薬は10日分ぐらい余っている
でした。
その後、実際にMRIの画像を見ながら確認していきます。今回は印刷してもらうのを忘れてしまいましたので画像はありません。
指摘があったのは
- 脳動脈瘤は見えなくなっていて順調
- 隠れ脳梗塞があるが前から
えっ!という感じで今まで脳梗塞を指摘された事がなかったので動揺してしまいました。正直かなりショックでもうその事ばかり考えてしまいました。しばらくは、不安でしょうがなかったです。隠れ脳梗塞についてもいろいろと調べました。
隠れ脳梗塞とは
隠れ脳梗塞とは症状の出ない脳梗塞です。脳の細い血管が詰まることで発生することが多いようです。
特に症状もないので何かが起きたりはしませんが、数が多かったりすると要観察のようです。ただ隠れ脳梗塞があるということは何らかの要因で起きているのでその点についての注意が必要です。
脳の細い血管が詰まるのは、動脈が硬化することが主な原因なのでそれを引き起こすものが危険因子になります。
この動脈硬化がより太い脳の血管や心血管で進行すると、それが高じて脳に大きな影響を与える脳梗塞を発症しますので要注意信号が出たと思って生活習慣を見直す必要があるということです。
- 高血圧
- 糖尿病
- 高脂血症(高コレステロール血症や高中性脂肪症)
- 過度な飲酒・喫煙
- 肥満
- 睡眠時無呼吸症候群
ちなみに私はこのうち3つ(高脂血症、肥満、睡眠時無呼吸)が現時点で当てはまっています。飲酒は数年前に酔っ払って歯を折ったことをきっかけに辞めました。
改めて健康になる活動をしていきたいと強く思いました。
今後のスケジュール
とはいえ、順調なのは確かなので今後のスケジュールについて説明がありました。
正直、9月ぐらいにしたいなぁと思っていたのですがびっくりされてしまい、結果以下のようになりました
- 検査入院前検査(2023年6月12日)
血液検査、心電図、レントゲン、MRI - 検査入院(2023年7月2日〜7月4日)
- IVR検査日(2023年7月3日 9:30)
また、検査入院前検査の時と検査入院の時の状況をお伝えしたいと思います。
治療費と薬代
今回の治療費
- 7,776円
薬は、
- バイアスピリン 100mg 1錠 × 90日分
- タケキャブ 10mg 1錠 × 90日分
- 薬代:3,570円
まとめ
まとめです。
- 脳動脈瘤がある人や糖尿病、高脂血症(高コレステロール血症や高中性脂肪症)、過度な飲酒・喫煙、肥満、睡眠時無呼吸症候群の人は隠れ脳梗塞にも注意
- 9ヶ月検診で順調であれば12ヶ月検診付近でIVR検査のための検査入院が必要
- 3ヶ月おきの検診代は平均7,000〜8,000円
- 薬は3ヶ月分で3,000〜4,000円
以上最後までお読みいただきありがとうございます。参考になったら嬉しいです。