未破裂脳動脈瘤のフローダイバーター手術から6ヶ月が経ちました。6ヶ月間の体調の変化や術後の診察や薬の変化がありましたので、この経験をこれから手術をしなければいけない人や脳ドックで未破裂脳動脈瘤が見つかり不安になっている方の支えになればと思い、記事にまとめました。
参考になれば幸いです。
術前から手術までもありますので良ければ見てください。
6ヶ月間の体調変化
退院後は、すぐに仕事を始めました。
体調の変化として起きたのは、
- 口内炎が出来た
- 知らないうちにアザになっていた
です。
口内炎は、出来て消えてを繰り返して結構困りました。お医者さんや薬剤師の方に話はしましたが、今回の薬でそのような副作用はでないとの事で、ストレスなどで少し疲れていたのかもしれないと今は思っています。3ヶ月過ぎた頃からは出なくなりました。
アザはたまに出来ました。血液をサラサラにする薬なんで少しぶつけたりするとアザになりやすいみたいです。今までよりも軽いぶつかりでもアザになるような印象はありましたが気になるような事はなかったです。
それ以外は、何もなく順調そのものでした。夏にはUSJにいきましたし、何も制限していません。
6ヶ月間の検査、診察内容、治療費、薬代
6ヶ月間は少し細かめに診察があります。
1ヶ月後
検査内容と診察
ここでやった検査は
- 血液検査
- MRI
です。
血液検査は、私の場合、元々薬が効きすぎていて血がサラサラになり過ぎていたので、退院時にクロビドグレルを50mgに、減らしたのでその結果を確認する為の血液検査です。血液検査は、普通は臨床検査技師さんや看護士さんがとってくれるのですが、なぜか脳動脈瘤に関しての血液検査の時はお医者さんがとってくれます。なぜかわかる人がいたら教えてほしいです。
MRIの検査は20分ぐらいで終わります。人間ドックとは違って見る部位が決まっているので短い時間で済むようです。
診察では、血液検査の結果とMRIの結果について話しがありました。血液検査の結果は、まあギリギリのところではあるけれどコントールは出来ているようなのでこのままの薬の量で行く事になりました。MRIの方はまだ、脳動脈瘤の瘤が見えるのでまだ治ってはいないとの事でした。
薬を2ヶ月分処方されて診察は終了です。2ヶ月後に再診となりました。
治療費と薬代
治療費は、
- 9,300円(3割負担)
薬は、
- バイアスピリン 100mg 1錠 × 60日分
- タケキャブ 10mg 1錠 × 60日分
- クロビドグレル 25mg 2錠 × 60日分
で、代金は
- 3,429円(3割負担)
です。
3ヶ月後
検査内容と診察
ここでやった検査の内容は
- MRI
です。
MRIは、診察の度にやるようです。フローダイバーターを入れると、入っている血管はMRIでは見えなくなります。しかしながら、脳動脈瘤になっていて瘤になっているところには血がまだ入っているので瘤の部分は写るそうです。
瘤の部分の血が固まり写らなくなったら、最終確認で血管造影検査をもう一度やるそうです。
私の場合は、まだ写っていました。早い人だともう写らなくなるらしいです。
今度は、3ヶ月後に再診で、3ヶ月分の薬が処方されて診察は終了になりました。
治療費と薬代
治療費は、
- 7,797円(3割負担)
です。血液検査がなかった分減っています。
薬は、
- バイアスピリン 100mg 1錠 × 90日分
- タケキャブ 10mg 1錠 × 90日分
- クロビドグレル 25mg 2錠 × 90日分
で、代金は、
- 4,602円(3割負担)
です。3ヶ月分なので前回より増えています。
6ヶ月後
検査内容と診察
ここでやった検査内容は、
- MRI
です。
MRIは前回までと同じです。
今回は、お願いしてMRIの画像を印刷してくれないか頼んでみました。その画像を公開します。
最初の脳動脈瘤の状態はこのようになっていました。
赤い四角の部分が瘤の部分ですが、不鮮明になってきていました。そのため今回から、薬が減る事になりました。
脳動脈瘤の場合、痛いとか自覚症状がないので治療が進んでいると言う実感が湧かないので、画像で確認できたり、薬が減ると治ってきているんだなぁと実感できて嬉しい限りです。
次も3ヶ月後で検査と診察となります。
次の診察の時、瘤が見えなくなっていたら、血管造影検査をいつやるか決める必要がありそうです。また、4時間動けないのは嫌なのですが仕方ないです。
治療費と薬代
治療費と薬代は、
- 領収書をなくしてしまったので、来月健康保険の12月分がわかるので更新されたら公表します
です。
薬は、
- バイアスピリン 100mg 1錠 × 90日分
- タケキャブ 10mg 1錠 × 90日分
です。
まとめ
まとめです。
- 手術後は、3ヶ月毎にMRI検査で瘤の状態を確認する
- 6ヶ月後に、瘤の状態がよくなってくれば薬が減る
- MRIの写真はお願いすれば印刷してくれるので思い切っておねがいして、実感できるようにしておくと治療が進んでいるのがわかりやすい
- 診察代と薬代合わせて1万円ぐらいの出費がある
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。参考になったら嬉しいです。