本が苦手な小学生にも読みやすいマインクラフト小説の第五弾「ダンジョンにもぐれ!」を紹介したいと思います。
とうとう、私と子ども達はこれで既刊のマインクラフト小説を全巻読破しました!
今回の巻は、「エヴォーカーキング」との戦いが始まります。さてどのようになるのか子ども達とワクワクしながらあっという間に読んでしまった本ですので是非読んでみてください。この本は、前巻の「きかいのはんらん」を是非先に読んでから読み進めてください。
第一弾から第四弾のマインクラフト小説も紹介していますのでよかったら読んでみてください。
高学年、大人向けのマインクラフト 小説は以下で紹介していますのでよかったら読んでみてください。
https://mokudaimokudai.com/readbook/minecraft_novels/あらすじ
舞台は、小学校。主人公はいつもの5人の同級生、モーガン、アッシュ、ハーパー、ポー、ジョディ。
学校は、学芸会の準備で大忙し、全員参加で演劇をするのだ。高学年の生徒である5人はようやく演劇を見せる番になる。各々が重要な役割をすることになる。その中でも中心になりたいと願い演技のオーディションに向かうポー。演技参加者は大変で大きな責任があり1回でもリハーサルは休めないと聞かされる。車椅子バスケットボールとの両立は難しいのでは?と考えるポー。アッシュから提案があり照明係をすることになる。誰もわかってくれないと感じるポーだった。そんな気持ちを抱えながら学芸会の準備が進む。
一方でマインクラフト の世界では、いつもの特別なVRゴーグルでマインクラフトの世界に入り、エヴォーカーキングを倒しに世界の中心に向かう5人。世界の中心は、初期スポーン位置でそこには最初に作った作品(どんな作品か知りたい人は、1巻目をみてね)があるはずだったが、崩れ去っていた。マインクラフトではこんなことはあり得ない。エヴォーカーキングの仕業だった。
少し、下を掘ると洞穴にぶつかった。いよいよ、対決が始まる。奥に進めば進むほど誰かに操られているような感じがする。それでも、前に進む5人。果たして、何にぶち当たるのか。
感想
今回の本では、エヴォーカーキングとの対決と学芸会を通じての道徳の二大テーマで話は進みます。
エヴォーカーキング、学芸会ともにどうなっていくんだろうとドキドキ、ワクワクしながら読み進められると思います。
どちらかというと、学芸会の話がメインになるので少しマイクラの話が少ないように感じたのでマイクラ好きの私としては、もう少しマイクラの話があってもいいかなと思いました。
エヴォーカーキングについての話ですので、この巻を読む前に是非、前巻の「きかいのはんらん」は読んでから読み進めてください。
やりたい事と望まれている事どっちをとる?
主人公の一人に車椅子の少年ポーが出てきます。今回学芸会の話はこの少年を中心に話が進みます。車椅子と言うとどうしても体が不自由な人ということで考えてしまいがちですが、パラリンピックをみても分かるとおり多くの人より上手にできる事がたくさんあります。
この本では、この少年が車椅子であることにスポットが当てられているのではなく、スポーツがとても上手い少年という位置付けです。この学芸会でのテーマを私なりに解釈すると、「やりたいことと望まれている事のどっちをとる?」という事だと思います。
結構、大事なテーマですよね。40歳をすぎた私にとっては身につまされます。子供にもどう教えたら良いのか迷う課題です。
この本をきっかけにお子さんと話をしてみるといいかなと思います。
こんな人におすすめ
なんと言っても、おすすめなのは
- マインクラフトが好きな小学生、特に低学年の子
- エヴォーカーキングの謎を解きたい人
- 将来何をしたいか迷っている人
です。
また、マインクラフト小説第1〜4弾の時と同じで
- アメリカンスクールコメディが大好きな人
- グレッグのダメ日記が好きな人
には、マインクラフトを知らなくても楽しめると思います。ここから、アメリカンコメディが好きになり、最後は英語で聞いたりできるようになるかもしれません。よく、英語の学習の中でリスニングを鍛えるならスクールアメリカンコメディと言いますから英語の勉強のきっかけにもいいと思います。
きっかけさえ与えれば進んで本を読んだり、調べたりしていくのが子どもだと思いますのでまずは楽しく始めるのがいいと思います。
まとめ
まとめです。
今回は、マインクラフト小説第5弾「マインクラフト 木の剣のものがたり5 ダンジョンにもぐれ」を読んでみました。
- 低学年でマイクラが好きな子に本を読むきっかけを与えるのにおすすめ
- 「きかいのはんらん」を読んだら必ず続いて読むべし
- 子どもと将来について話し合うきっかけに最適
- スクールコメディを見るきっかけにおすすめ(英語のリスニング勉強につなげる)
次巻も今読み進めていますのでまた紹介したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
参考になったら嬉しいです。
第一弾から第四弾のマインクラフト小説も紹介していますのでよかったら読んでみてください。
高学年、大人向けのマインクラフト 小説は以下で紹介していますのでよかったら読んでみてください。