趣味難民で漂流を続けています。これと言ってのめりこめる趣味がなく飽きてしまいます。
趣味だけではないですが(笑)。
そんな中マルチポテンシャルライトを読み自分はマルチポテンシャルライトの廉価版だと気付かされまして。とはいえ、この本をきっかけに少しはまずはやってみようと言う気になりました。
前から少しやって見たかった将棋に手を出そうと思いたちました。とはいえ、駒の動かし方はわかるものの色々勉強しなければならない事があり敷居が高いなぁという思いが強かったんです。
ふとTwitterをみていると、将棋の渡辺くんの6巻の情報が流れてきて、ちょっと読んでみようかとunextの電子書籍でサンプルをみていたら見事にハマりました。面白い!という事で今回は、この将棋の渡辺くんの魅力を紹介したいと思います。
一話一話は2ページぐらいですのでサクサク読めるのでそこもポイントです。
個別に紹介もしていますのでそちらも参考にしていただけると良いと思います。
なにが面白いのか
なにが面白いかというと私は
- 渡辺明先生の「ぬい」(渡辺先生はぬいぐるみをこう読んでいます)への愛情の深さ
- 渡辺明先生の一般常識が抜けているところ
- 奥様で漫画の原作者の伊奈めぐみ先生の適切なツッコミ
です。
渡辺明先生の「ぬい」の愛情の深さ
渡辺明先生はぬいぐるみが大好きです。お姉さんとぬいぐるみで遊んでいてずっと好きみたいです。
ぬいぐるみのこと「ぬい」という言い方をする人を私は初めて見ました。
マンガのエピソードでも出てきますが息子さんとのはじめてのコミュニケーションもこの「ぬい」を通じて行われていてほっこりするエピソードの一つです。
一方で、渡辺明先生は独自の「ぬい」の世界があって勝手に遊ばれるのが嫌いです。将棋棋士の戸辺先生が、渡辺明先生の「ぬい」で、勝手にキャラクターを演じて遊んでいたら激昂される話がでできますし、奥さんの伊那めぐみ先生が新しく家族に、なった「ぬい」を使って意地悪するところがあるのですがそこで泣きながら「もうやめて!!この子はそんな子じゃない!!!」と言って奥様から「ぬい」を、取り上げるシーンは爆笑してしまいました。
とにかく、「ぬい」への愛情が半端ないです。
渡辺明先生の一般常識が抜けているところ
渡辺明先生は好きな事しかやらない人みたいで、みんなが知っているはずの事が抜け落ちている事が多いです。特に、昔話や民話が苦手みたいです。
七夕にぬいのうさぎのぴょん太が月に行っているといいはるのですが、奥様がなぜ?って感じになりつっこみを入れるんですが、実は最後に十五夜と間違えている事がわかるというエピソードがあります。ごっちゃになっているみたいです。
おおきかかぶという今や小学1年生の国語の教科書に、も出てくる知らない人はいないお話の事わを大根の話というは、そこに出てくる登場人物に犬、猿、キジが出てきて、奥様にそれは桃太郎!と突っ込まれます。
本当に適当で、混ざりすぎです。笑
奥様で漫画の原作者の伊奈めぐみ先生の適切なツッコミ
渡辺明先生も面白いのですが、奥様もかなり面白い人です。奥様のツッコミは秀逸すぎます。さすが夫婦、渡辺明先生のツッコミポイントや面白いところを引き出すのがとても上手です。
あと、ちょっと意地悪なところも惹かれます。渡辺明先生は、全く動じない冷静な時ともうどうしようもなく取り乱す時と二極化しています。漫画ネタと称して、渡辺明先生に色々とチャレンジさせます。全く動じなかったチャレンジはお化け屋敷、取り乱したチャレンジはバンジージャンプです。どちらも面白いので是非読んで見て欲しいです。
渡辺明先生のすごいところ(将棋以外)
渡辺明先生の将棋がすごいことは、私の方で説明しなくても検索すればいくらでも出てくるのでそちらにお任せします。
私の方では、将棋以外で渡辺明先生のすごいところをご紹介したいと思います。
- 多趣味で超上級のマルチポテンシャルライト
- 準備は徹底してやる
- 人生の半分は漫画から学んだ
多趣味で超上級のマルチポテンシャルライト
もう、本当に多趣味です。将棋のトップ棋士なんで将棋しかしないのかと思っていましたが渡辺明先生はそんな事ないんです。もうやりたい事はなんでもやる。やりたいことが多すぎて、将棋をやってる暇なんてないってぐらい多趣味です。
マルチポテンシャルライトなんでしょうが、その中でさらに特化したものまであるなんてスーパーすぎます。
競馬、漫画、囲碁、ぬいぐるみ収集、サッカー、料理、書道、カーリングこんなに趣味があるんです。しかも、有段者だったり、資格を持っていたりと趣味のレベルが違うんです。
本当にすごい。
準備は徹底してやる
将棋に限らず、なんでも準備は徹底してやる人なんです。対談の前には徹底的に調べます。とはいえ、本は漫画以外は苦手なのでとにかく漫画で勉強します。百人一首のイベントに言った時は、ちはやふるを読み込んでいます。
理解するだけなら、途中まででいいと思うのですが、全部読み切ってしまうのは、渡辺明先生が準備を徹底してやる人だからです。
人生の半分は漫画から学んだ
渡辺先生は、本当に本は漫画しか読まないみたいです。確かに漫画から学べる事は多いし、絵と言葉が同時に入ってきてわかりやすいし、引きこまれるので私も大好きです。
将棋の棋士の人はいろいろな事を知っていて本とか読みまくっている印象があるのですが、漫画しか読まないというところに親近感が湧きます。
漫画本なんですけど、読み方が半端なくて、月に20〜30冊ぐらい買込むというのは本当にすごいインプット量だなぁと感じます。
観る将に挑戦
観る将というか、渡辺明先生にハマってしまいました。
もう、顔やYouTubeでの渡辺明先生と漫画の中のプライベートの渡辺先生を奥様が表現する渡辺明先生のギャップがつぼです。
最近、YouTubeで渡辺明先生が出ているものを見漁っています。特に、戸辺誠先生の戸辺チャンネルに出ている時の渡辺明先生は別格に面白いです。正直、渡辺明先生の将棋解説はコマの動かし方ぐらいしか知らない私にとっては異次元すぎて理解できませんが、戸辺先生への将棋のダメ出しとかすごいです。
渡辺明先生つながりで観る将にとても興味を持ち始めています。サバンナの高橋さんが熱YouTubeで観る将の事を、語られているのをみて思わず本を買ってしまいました。
サバンナ高橋さんがNHKで将棋フォーカスという番組の司会に4月からなられて、毎週のように見ています。女流棋士の山口恵梨子さんとの掛け合いがまたツボです。山口恵梨子さんもYouTubeをやられています。
この前は、藤井さんの銀打ちを解説されていました。どうやって駒が進んで勝つのかは理解が難しかったですが、この手がなぜすごいのかはわかりやすかったです。AIが推奨した手を本当に見つけ出せるのかというドキドキした場面がよくわかりました。面白い解説の方もたくさんいるようなので、サバンナ高橋さんの著書を見ながら勉強したいと思っています。
まとめ
まとめです。
- 趣味難民の方は、漫画から観る将になるのがおすすめ
- 観る将になるなら、渡辺明さんを追っかけるのがおすすめ
- さらに興味を、もったら戸辺誠先生の戸辺チャンネルに出ている渡辺明先生をみよう
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
参考になったらうれしいです。